毎度~!おいでやマスター澤井です。
最近、話題になっている生活保護についての
気になる記事を見つけました。
生活保護はなんと年間に
3兆3000億円支給され
今もなお増加中との事。
そして大阪では18人に1人が
受給されているらしいです。
ーーー以下記事引用ーーー
時給1000円1日8時間のバイトを週5でやるよりも生活保護なのか!?
「今の生活保護制度は、いったん受給してしまうと
そこから抜け出すインセンティブ(動機)が
まったくない制度となっている。そこが一番の問題です」
社会保障論を専門とする
鈴木亘教授からこの言葉を聞いて
NHK取材班は共感したという。
それまでの取材で彼らも繰り返し
それを感じていたからだ。
近年受給者が急増し
不正受給も多いとされ
問題視されている生活保護。
それについてNHK取材班はずっと
取材してきた成果をまとめ
何度も番組にしてきた。
2012年現在その集大成番組ともなった
『生活保護3兆円の衝撃』が、書籍化された。
生活保護は年間3兆3000億円支給され、増加中。
大阪では18人に1人が受給しているなど
その多さも問題になっている。
受給者は医療費や年金も免除される。
受給者の医療費は3兆円の中の
半分くらいを占めている。
運営の厳しい病院が
受給者に本当は必要ない薬を
処方しまくって儲けるような問題も多い。
また、貧困ビジネス業者が
ホームレスを集めて役所に連れて行って
生活保護を受けさせ
彼らを業者のアパートに契約させ
相場よりも高い家賃で生活させたり
病院で処方させた不要な睡眠導入剤や向精神薬を
転売したり、ダークな話は尽きない。
だがそれは一部。本書は冷静だ。
受給者本人の所得があるのに隠していたり
そういう不正は当然許されない。
しかし現在の受給者200万人以上のことを考えると
不正を調べる職員給与だけでも相当な額になる。
なにより、一部の不正を正すために
本当に必要な人が受給できないようでは
福祉の意味がない。
2009年までの生活保護問題はそういう
「不正との戦い」だけで済んでいた。
だが、リーマンショックの影響で
急増した生活困難者を支えるために
「生活保護を受けられる基準」が実質変化したことによって
生活保護の状況は一変したという。
理屈はこうだ。
リーマンショック後
派遣切りや工場閉鎖などで
失職した人が急増した。
2008年末、厚生労働省前の
日比谷公園「年越し派遣村」のことを
覚えている人も多いだろう。
本来失業者は雇用保険の給付などで
生活しながら次の仕事を探す
というシステムになっているが
給付日数が終わるまでに
次の仕事が見つからなかったり
そもそも保険をもらえる条件を
満たせない人が多かった。
20年以上働いていても
失業すれば150日しか雇用保険の
給付は行われない。
10年未満だと90日。
3か月でなんとかしないといけない。
もらえない場合
貯金だとか世話してくれる人がなければ
すぐに生活できなくなる。
こういう人たちが生活していくために
緊急で生活保護の基準を
「働けるけど仕事が見つからなくてお金もなくて困ってる人」も
オッケーということにしたのだ。
本書ではさまざまな理由で
生活保護を受けることになった
受給者に取材しているが
やはり
「働けるけど働けない受給者」
の問題は深刻だということが理解できる。
失業者を支えるいくつかの
セーフティーネットはあるが
その網目が
どれも新しい時代の失業者を
受け止めることができていない。
失業者を生活保護でしか
受け止められなくなっており
生活保護は失業者のために
デザインされたものではなかったので
失業者が元の生活に戻ることを阻害してしまっているのだ。
時給1000円、1日8時間のバイトを週5でやっても
年金やら税金を払うと生活保護のほうが多くなったりする。
役所もハローワークも
職員は大勢の失業者を受け持っていて
細かいチェックや手厚い就労支援までは手が回らない
(そもそも就労支援のデザインとかも疑問が多いもので
職業訓練などの成果も極めて低い)。
そしてそのうち働く意欲そのものが
なくなってしまう受給者が少なくないという。
それは受給者への取材の印象でもそうだし
本書中にデータでも出されいる。
念のため書いておくが
多くの受給者は、働く意欲を持っていて
だけど失業中の生活をなんとかする手段が
他にないので生活保護を選んだ。
だけど持っていた意欲が
下がるような要素がそこにあるのだ。
そうした新しい問題に加え
もらうべきなのにもらえない人
相変わらず悪さをしているやつ
いろんな問題が残っていて
それぞれの問題が次々にマスコミで報じられる。
すると人々はどの問題がどの程度の大きさで
何がどういう条件で「不正」なのかとか
よく解らないままごちゃごちゃになり
「とにかく生活保護はやばいらしい」という
問題意識になっていく。
社会問題が世間一般に認知される過程で
最初はそういう混乱がつきものなのかもしれない。
だけど生活保護の場合
世間の認識は放置できない。
誤った知識やイメージで受給者が非難され
必要なのに受給しにくい状況が生まれてしまっては、命の危険がある。
また
年金を払っていなかったり
何らかの理由で年金支給額が少ない高齢者は
みんな受給者になるのかどうか
外国からの居住者が増えたらどうなるのか
新たな疑問も湧いてくる。
本書『生活保護3兆円の衝撃』では
生活保護制度の経緯
受給者の事例、役所で働く人への取材
専門家の考え、そういったものが一通り読める。
一般の人向けに書かれており、読みやすい。
NHKスペシャル 生活保護3兆円の衝撃/NHK取材班

¥1,300
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ーーー以上ーーー
これは難しい問題っすな!
最近、マスコミで騒がれている
不正受給。
一般の方はマスコミの報道を
鵜呑みにしてしまうんで
めちゃイメージが悪いッっすね。
生活保護受給者=悪者
みたいな感じにとらえている方が
多いんではないでしょうか?
本当に困っている方が大半やのに・・・。
そもそも
こういうことになってしまうような
管理体制のまま、今もなお受給し続けてる
スキを作った国がおかしいのとちゃうんかなぁ~?
ほんで
消費税増税する前に
こっちクリアにしたほうが
なんぼか予算確保できるんちゃうん?
っとオイラは思ってしまいます。
そしてマスコミも
一般市民を名指しで
いじめるんではなく
『どうしてこういうことになったのか?』
っと言う問題の本質を
アホでもわかるように
説明して
今後の、流れや対策を
報道するべきではないんでしょうか?
なんや国会議員まででてきて
不正受給分を返済するや
せーへんや言っるらしいっすな。
そんなん
わざわざ国民に暴露する意味があるんか?
心無い人たちに
噂話のネタにされるだけで
何の解決にもなってない。
っと思うんはオイラだけでしょうか?
今後の日本は一流か三流の時代です。
富裕層か低所得層と差が開き
中途半端な二流は必要がなく
いらない時代
国、会社に依存してなんとか生きながらえるか?
それとも
他に依存せず自分の力で生きていくのか?
それはあなた次第ですね。